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2025.11.26

【連載】知恵で勝つ!売上アップの処方箋(第7回)~「強みの再定義」でヒット商品は生まれた(株式会社もちのき)

釧路市ビジネスサポートセンター(k-Biz)ご協力のもと、お届けしている本連載。JapanStepの後援に参画するk-Bizが所属する全国Bizネットワークが手掛けた「中小企業の強みを生かしたオープンイノベーション」の成功事例を紹介している。第7回は、和洋菓子製造小売業を手掛ける老舗企業が「映える」和菓子で再飛躍を果たした事例だ。多くのメディアで取り上げられ、日本の将棋界を代表する棋士・藤井聡太さんの対局でもおやつに採用されるなど、注目を浴びた「どらサンド®」はいかにして生まれたのか。(文=JapanStep編集部、協力=釧路市ビジネスサポートセンター(k-Biz))

時代が求める“映えるスイーツ”への挑戦

明治38年創業、富士山の麓・静岡県富士宮市に本社を構え、和菓子・洋菓子の製造販売を手掛ける株式会社もちのき。地元で長年親しまれてきたこの店が、今、全国から注目を集めている。きっかけとなったのは、和と洋の融合から生まれた“映える”新感覚スイーツ「どらサンド®」だ。

ネット通販の拡大やコンビニスイーツの台頭、競合店の増加など、スイーツは日々競争が激化している。そんな中で同社が選んだのは、伝統を守るだけではない“革新”の道だった。

(引用:澄川氏作成『ビズモデルから生まれる中小企業の強みを生かしたオープンイノベーション』)

全国Bizネットワークの支援で行われたのは「強みの再定義」だ。もちのきの最大の特徴は、100年以上の歴史の中で培ってきた「和菓子と洋菓子、両方を製造できる技術」と「変化を恐れない開発力」。この2つを活かし、時代が求める“映えるスイーツ”に挑戦することになった。

新商品の着想は、イベント販売で好評を博していた“どら焼き生地を使ったクレープ”から。これを本格商品へと昇華させ、「和洋折衷」×「映え」×「高品質」のコンセプトで生まれたのが「どらサンド®」だ。

もちもちのどら焼き生地に、生クリームやフルーツを贅沢にサンド。和菓子の親しみやすさと洋菓子の華やかさを併せ持つこのスイーツは、発売直後から話題沸騰。リピーターが絶えず、今では同社の看板商品に成長した。

(引用:澄川氏作成『ビズモデルから生まれる中小企業の強みを生かしたオープンイノベーション』)

地元を大切にし、地元に愛されるヒット商品は全国へ拡大

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